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小学4年生には特に伝えたい!ー性教育をはじめるタイムリミット

acrosstone初の会場でのワークショップ開催があと1週間と迫っています。

あと1週間!なのですが、申し込みが少ない。。。泣
やや(だいぶ)落ち込み気味です。

 

が、気を取り直し、この忙しい12月という時期に第1回ワークショップを開催しようと思った理由をお伝えしたいと思います。

もともと私たち夫婦は性教育コンテンツを作りたいと数年思い続けていました。しかし、本業が忙しかったり、まぁ理由は色々あり形にするのに時間がかかっていました。そうこうしているうちに、私たちの娘(第1子)は小学校3年生に。あれ?タイムリミットの小4冬まであと1年ではないか!!!と気付いたのがつい最近。

 

タイムリミットが小4冬?なんで?

 

こう思われた方は多いと思います。

 

多くの学校で性教育がスタートするのは小4の3学期の保健の授業。
これを機に、友人同士の性の話題がぐんと増えます。ネットで検索したり、あるいはネットなどで得た知識をひけらかす子も出てきます。

ネットには皆様ご存じの通り、歪んだ性の情報があふれています。自分の子は自由にアクセスできない状況でも、お友達はそうとは限りません。
どこから、そして、どんな性の情報を得てくるかは未知数です。

学校の授業で十分な知識を教えてくれるなら、そう心配はいりません。しかし、2018年現在、義務教育学校では性交については学習要綱に入っていません。4年生の保健で教わるのは、月経(生理)、射精のみ。精子と卵子がであうと受精卵になることはかるーく書いてありますが、どうやって出会うかは一切触れられません。

私たちは、娘の通っている公立小学校でゲストティーチャーとして、この4年生の性教育を担当しています。ややこしい問題を避けるため、不本意ながらも性交については教えません。すると、当然、子ども達は疑問を持つのです。

「どうやって、精子と卵子は出会うの?」と。

すると、少し大人びた子がニヤニヤしながら「あれだよ、あれ。セックス。」のように言うパターンと、当然のように「セックスだよ」と言うパターンがあります。
ニヤニヤしながら言う子がどのような知識を持っているかはその時間だけではわかりませんが、当然のように「セックスだよ」という子は、どうやら事前に家庭かどこかでしっかりとした知識を身に付けているようです。

私たちはこの時に、皆の前で当然のように「セックスだよ」と説明できる子が増えることを望んでいますし、皆の前で言えなくても、自分自身では正しい知識をしっかり持っていて欲しいと思っています。

また、この時期まで家庭で気軽に性の話ができる土台をつくっておくと、怪しい知識を子どもがきいてしまった際にも親に相談しやすくなります。

 

というわけで、小4の3学期が始まるまでに。

 

うちの娘はまだ小3ですが、ようやくアクロストンとしての性教育コンテンツができた今、せっかくなら3学期に間に合わせたいという想いで、12月という忙しい時期にワークショップを企画しました。

ひとりでも参加者が増えると嬉しいです。
お申し込みはこちらから。

 

もちろん、小1~小3の方もお待ちしています。

 

タイムリミットは小4冬だと思いますが、アクロストンのワークショップを始めるのに最適な年齢は、ちょうど虫や植物や星など自然科学に興味を持ち始める年長~小3ぐらい(個人差かなりあり)です。これぐらいの年齢は、まだ性に対する特別感が薄いため、自然科学のひとつとして性の話を受け入れることができます。保護者としても、自然科学のひとつとしてなら恥ずかしさや気まずさを伴わずに話すことができるのでお勧めです。